Business

6月の米雇用統計、5万7000人増と予想の半分に、景気減速を示す

23 views

下方修正で軟調な傾向鮮明に

米労働市場は6月に5万7000人の雇用増加にとどまり、ダウ・ジョーンズのコンセンサス予想11万5000人を大きく下回り、1年以上で最低の雇用増加となった。この失望的な報告は、連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ抑制と雇用目標のバランスを模索する中で行われた。

下方修正で軟調な傾向鮮明に

労働統計局は5月の雇用増加を4万3000人下方修正し12万9000人、4月を3万1000人下方修正し14万8000人とした。これにより、速報値では堅調に見えた経済が実際には冷え込んでいる姿が浮き彫りになった。民間部門の雇用増加は6月にADPデータで9万8000人、現職者の賃金上昇率は前年同月比4.4%だった。

セクター別動向

社会扶助が2万5000人、医療が2万2000人増加したが、医療は通常のペースを下回った。レジャー・ホスピタリティは減少。製造業と建設業は、パンデミックからの回復をけん引したが、ほぼ横ばいだった。

FRBへの影響

FRB議長のケビン・ウォーシュ氏は先月の初めての記者会見で、物価安定と2%のインフレ目標への継続的な注力を強調。雇用の低調な数字は、追加利上げの圧力を弱める一方、想定以上に急激な景気減速の可能性を提起している。

Source: CNBC