政治

トランプ氏、EU・カナダ準加盟構想で欧州に関税脅迫

0 閲覧数

ノースカロライナからの警告

トランプ米大統領は水曜日、EUがカナダを準加盟国として迎え入れる計画を進めれば「極めて深刻な関税」や大西洋間貿易の大部分停止に直面すると述べた。

「敵対的行為と判断すれば、極めて深刻な関税を課すか、多くの分野で欧州との貿易を停止する」とノースカロライナ到着後に記者団に語った。カナダを「ひどい貿易相手国」と呼び、EU・カナダ接近を「笑止千万」と評した。

準加盟の意味

フォン・デア・ライエン欧州委員長は、EUがカナダを初の準加盟国として迎える扉を開いていると述べた。この地位は現行のEU条約に存在せず、創設と全加盟国による批准が必要で、数年かかるとみられる。

カナダのEU大使候補ウィルキンソン氏は協議があったと認めた。EU外交官は単一市場への迅速な道ではなく、協力強化の政治的シグナルだと説明する。

貿易緊張の高まり

脅迫は関税、自動車、農産物をめぐる未解決の争いに拍車をかける。EU当局は準加盟の法的仕組みを検討中、カナダ当局は正式提案はないとしている。

大西洋両岸の輸出業者にとって、実質的影響は既に流動的なルールへの新たな不確実性だ。貿易弁護士は、EUが準加盟地位を付与するには27か国政府の全会一致が必要で、いかなる合意も各国議会の承認を要すると指摘。交渉の余地があり、署名前に脅しがてこに使われ得る。

出典: Politico