ビジネス

ソフトバンク、OpenAI株を担保に100億ドル調達、AI投資を強化

32 閲覧数

OpenAI株を担保にした融資

ソフトバンクグループは、OpenAIへの出資分を担保に銀行団から100億ドルを借り入れた。同社は木曜日に第2四半期決算とともにこの融資を発表した。この動きは、人工知能に注力する中でソフトバンクの負債を増やすことになる。

この2年ローンは、ゴールドマン・サックス、JPモルガン・チェース、みずほ証券、アポロ・グローバル、三井住友銀行が組成した。ソフトバンクは今月中に資金を引き出す予定だ。この契約には、OpenAIの優先株の価値が急落した場合、ソフトバンクに現金の追加または早期返済を義務付ける条項が含まれている。

より大きなOpenAIへの賭けに資金を提供

この資金は、ソフトバンクが10月までにOpenAI株の購入にさらに100億ドルを支払うのに役立つ。これは、今年初めに発表された300億ドルの投資の最終部分である。10月までに、ソフトバンクはOpenAIに約640億ドルを投資し、約13%の株式を保有することになる。

この融資は、ソフトバンクがOpenAIへの投資のために組成した400億ドルのブリッジローンに続くものだ。このファシリティには、先月のシンジケーション中に21の新規貸し手が追加された。投資家は、ソフトバンクの増大する負債水準と、最大の投資からの不確実なリターンを注視している。

孫氏のAI帝国

最高経営責任者である孫正義氏は、ソフトバンクをOpenAIの最大の出資者の一つにした。同社はAIデータセンターを建設し、AI搭載ロボットに投資し、CoreWeaveと同様に、AIコンピューティング能力を他の企業に貸し出す独自の「ネオクラウド」事業を立ち上げている。

ソフトバンクの単一企業への集中は、複数の競合するモデルメーカーに賭けを分散させている他のAI投資家とは異なる。OpenAIは6月に米国での新規株式公開を機密扱いで申請しており、これによりソフトバンクの出資分は貸し手にとって評価が容易になり、最終的には売却も容易になる可能性がある。

OpenAIが成功すれば、この賭けは報われるかもしれない。もし失敗すれば、その影響はソフトバンクのバランスシートをはるかに超えて波及するだろう。

出典: Bloomberg