上場への長い道のり
SHEINの株価は火曜日、香港での初日の取引で下落した。このファストファッション小売企業は、ニューヨークとロンドンでの上場を何年も試みた末に、ようやくデビューを果たした。
同社はかつて、民間資金調達ラウンドで約1,000億ドルと評価されていた。今回の株式公開での評価額はそれを大幅に下回り、成長株を取り巻く厳しい環境とオンライン小売業界の競争激化を反映したものとなった。
投資家は慎重姿勢を維持
株価は寄り付きで下落し、取引終了まで低調に推移した。アナリストは、投資家がSHEINの成長率、中国拠点のサプライヤーへの依存度、米国と欧州での規制圧力を注視していると述べている。
Temuなどの競合他社は、同じ顧客を獲得するために多額の費用を投じている。低価格小包に関する貿易規則も変化しており、主要市場でのSHEINの輸送コストが上昇し、薄い利益率を圧迫する可能性がある。
上場の意味
低調なスタートとなったものの、今回の上場は今年のアジアにおける小売業界のIPOとしては最大級の一つである。SHEINはサプライチェーンへの資金提供と新地域への拡大のための新たな資本を得ることができる。
経営陣は、地元の倉庫とブランド構築に投資する計画だと述べた。次の試練は、SHEINが民間の支援者よりも忍耐力に欠ける傾向のある株式市場の投資家を満足させるほど速く成長し続けられるかどうかだ。