科学

ラスカー賞、睡眠・血友病・パーキンソン病の研究者に

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ラスカー財団は9月9日、ニューヨークで2026年の賞を発表した。米国のノーベル賞とも呼ばれるこの賞は、睡眠の調節機構を解明した研究者、新しいタイプの血友病治療を構築したチーム、パーキンソン病研究の資金提供方法を変えた擁護者に贈られた。

睡眠とナルコレプシー

スタンフォード大学医学部のエマニュエル・ミニョー氏と筑波大学の柳沢正史氏がアルバート・ラスカー基礎医学研究賞を共同受賞した。両氏の研究は睡眠を制御する分子システムを特定し、突然の睡眠発作を引き起こすナルコレプシーで何が起きているかを説明した。

柳沢氏は、以前の睡眠研究は脳の一部を損傷して変化を観察するもので、その下にある仕組みの説明はなかったと述べた。2つの研究室からの収束する発見が、睡眠がどのように調節されるかについて説得力のある説明になったと語った。

血友病の治療

中外製薬の服部邦弘氏、北澤健久氏、井川智之氏がラスカー・ドベーキー臨床医学研究賞を受賞した。3氏は、血友病Aの患者に欠けている凝固因子を模倣する二重特異性抗体を開発し、頻繁な凝固因子補充療法に代わる選択肢を患者に提供した。

公共サービス

マイケル・J・フォックス氏は、マイケル・J・フォックス・パーキンソン病研究財団を設立し、パーキンソン病科学の最大の非営利資金提供者に育てた功績でラスカー・ブルームバーグ公共サービス賞を受賞した。フォックス氏は20代後半で若年性パーキンソン病と診断され、1998年に診断を公表した。この病気は世界で約1000万人が患っている。

この賞は将来の医学系ノーベル賞のシグナルとして注視されており、過去のラスカー賞受賞者の何人かが後にノーベル賞を受賞している。

出典: EurekAlert / Live Science