法的挑戦
24州、健康団体、環境団体の連合は27日、トランプ政権が2009年の「差し迫った危険」認定を廃止したことに対して環境保護庁(EPA)を提訴した。この認定は、米国の気候規制のほぼすべての法的基盤となっていた。訴状はコロンビア特別区連邦控訴裁判所に提出され、EPAによる認定の撤回は大気浄化法の下で違法であると主張している。この認定は、2007年の最高裁判決「マサチューセッツ州対EPA」に基づき、温室効果ガスの排出が公衆の健康と福祉を脅かすと結論づけ、EPAに規制義務を課していた。
何が危機に瀕しているか
この認定がなければ、EPAは自動車排出ガス基準、発電所の炭素制限、メタン規制を設定する法的権限を失う。2月に発表された廃止は、科学的根拠が「不十分」であるとするEPAの審査を受けて行われた。科学者や公衆衛生の専門家は、この動きを圧倒的な証拠を無視するものとして広く非難した。
より広い文脈
この訴訟は、政権の気候政策撤回に対するいくつかの法的挑戦の一つである。18人の若者は別途、廃止が生命と自由に対する憲法上の権利を侵害するとして「ヴェナー対EPA」訴訟を起こしている。法律アナリストは、この事件が最高裁にまで至ると予想しており、最高裁は近年、広範な行政権限に対して懐疑的な姿勢を示している。