AIセクターの暴落、世界的に波及
人工知能株の売りが金曜日、世界中の市場を押し下げた。今年の市場上昇を牽引してきたこのセクターのバリュエーションを見直す動きが背景にある。低迷は、イラン紛争が原油価格を押し上げ、主要経済国全体でインフレ懸念を高めたことによる。
インフレ鈍化も、なお目標を上回る
6月の消費者物価指数は年率3.5%に低下し、5月の3.8%から低下。2020年以来最大の月間低下幅となった。しかし、コアインフレ率はなお連邦準備制度理事会(FRB)の目標である2%を上回っており、FRBのウォーシュ議長は初の議会証言で、追加利上げを支持するかどうかを明確にしなかった。エネルギーコストは中東危機の深刻化に伴い、引き続き不透明要素となっている。
サプライチェーン懸念が再燃
ホルムズ海峡の混乱は、パンデミック以降概ね沈静化していたサプライチェーンへの懸念を再燃させている。アナリストは、1ガロン5ドルのディーゼル価格がトラックで輸送されるほぼすべての消費財のコストを押し上げる可能性があると警告する。W杯がバーやレストランに一時的な追い風を与えているが、消費者見通しは暗くなっている。