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ネパール洪水、死者1000人超に 復旧から復興へ

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行方不明者の確認は遅々として進まず

ネパールの災害管理当局によると、警察、軍、武装警察の計2万1000人以上が捜索に参加した。初期には遺体安置所がパンク状態となり、身元不明の遺体の埋葬を余儀なくされた。現在は捜索から復旧へと焦点が移り、被害の大きいラスワ郡とヌワコット郡では仮設住宅、清潔な水、医療支援が必要とされている。

予測を覆した洪水

科学者らは、今回の出来事を予測することはほぼ不可能だったと述べている。トリブバン大学災害研究センターのバサンタ・ラジ・アディカリ所長は、崩落した氷と岩屑が放出したエネルギーは、広島に投下された原子爆弾のそれを上回ると計算した。研究者らは、この失敗は不安定な氷河渓谷についてほとんど解明されていないことを示していると指摘する。

山岳地帯への気候変動の警告

ネパールの首相は、今回の洪水は気候変動の結果だとし、国際社会に行動を促した。科学者らは、温暖化がヒマラヤ全域の高所氷河を不安定化させており、不安定な山頂の下にある渓谷はリスクが高まっていると警告する。今回の災害は、気候変動に伴い他の山岳地域が負うことになるコストの前触れだと広く言われている。

出典: AP News