墜落の状況
水曜朝、ケニア北部の遠隔地でサファリ用ヘリコプターが墜落し、搭乗していた7人全員が死亡した。航空機は午前9時13分、サンブル郡の人気観光地オロロクウェ山付近で墜落。ロイサバ保護区からエワソ・ニロ方面へ飛行中だったとケニア民間航空局が発表した。
ヘリコプターはレディ・ローリ・ヘリコプターズ社が所有し、高級旅行会社アンド・ビヨンドの顧客を乗せていた。ケニア民間航空局によると、乗客6人とパイロット1人が搭乗。地元警察の司令官デビッド・ンコロイ氏は水曜遅く、7人全員の死亡を確認した。
現場の画像には、炎と煙、岩だらけの険しい地形に散乱する機体の残骸が写っていた。救助隊は困難な地形と墜落後に報告された火災のため、現場への到達に苦労している。
犠牲者
地元警察と米国務省によると、死亡した7人のうち5人はアメリカ人。その中には、オーランド、タンパ、フォートマイヤーズの各放送局を率いてきたテレムンドの長年幹部、ホセ・スアレス氏が含まれていた。NBCユニバーサルの会長シーザー・コンデ氏は、スアレス氏を深く尊敬されるリーダーであり、ネットワークで20年以上にわたり優れた実績を残した愛すべき友人、同僚だったと述べた。
また、エクアドル国家情報局の局長も死亡した。スアレス氏と妻のステファニー氏は、旅行を愛する夫婦として友人らに記憶されている。墜落では、マイアミの著名な実業家の命も奪われた。
調査開始
ケニア民間航空局は調査を開始したと発表。調査官は、残骸の状況、墜落当時の天候、ヘリコプターの整備記録、パイロットの訓練歴を調べる見通し。
米国務省は、在ケニア米国大使館が地元当局と連絡を取り、犠牲者の家族に領事支援を提供していると述べた。この墜落事故は、東アフリカのサファリ地帯で保護区間を結ぶ観光ヘリコプター便の安全性に注目を集めている。