米大統領、戦争と安全保障を巡り二国間会談へ
ホワイトハウスは7月6日、トランプ大統領が今週アンカラで開催されるNATO首脳会議の合間に、ウクライナのゼレンスキー大統領及びシリアのアフマド・アル・シャラー氏と個別に会談することを明らかにした。会談では、ロシア・ウクライナ戦争の終結と、紛争後のシリア安定化が主要議題となる見通し。
ロシア・ウクライナ戦争終結への緊急性
匿名を条件に記者団に語った米政府高官は、トランプ大統領がウクライナ紛争を優先課題として解決を急いでいると述べた。同高官は「大統領は戦争終結に強い緊急性を感じている」とし、トランプ氏が二国間会談で停戦への道筋をゼレンスキー氏に迫る方針を示した。
NATOの課題、欧州を越えて拡大
エルドアン大統領が主催する今回の首脳会議は、NATOが二大陸にまたがる複数の安全保障上の課題に直面する中で開催される。トランプ氏とシャラー氏の会談は、アサド政権崩壊後のシリア新政権に関与する姿勢を示すものだ。米国は同地域での軍事プレゼンス縮小を目指しつつ、戦後秩序への影響力を維持したい考えだ。