新たな質量推定で岩石組成が判明
UCアーバインのポール・ロバートソン氏率いるチームは、マクドナルド天文台のホビー・エバリー望遠鏡に搭載された居住可能領域惑星探査装置を用い、系外惑星GJ 3378bの質量を従来の地球質量5.3倍から2.3倍に修正。質量が小さいほど岩石惑星である可能性が高く、生命存在の候補として格段に有望となる。研究成果は『アストロフィジカル・ジャーナル』に掲載。
地球と同量の星の光を受ける
GJ 3378bはきりん座の赤色矮星GJ 3378を周回し、地球からわずか25光年。惑星が受ける星の光の量は地球が太陽から受ける量とほぼ同じで、液体の水が表面に存在できる温度領域であるハビタブルゾーン内に位置。「我々のモットーは『水を追え』」とロバートソン氏は説明し、この惑星がさらなる研究の優先ターゲットである理由を述べた。
次の段階はバイオシグネチャーの探索
惑星のサイズ特定に貢献したUCアーバインの学生ゴゴード・ジェームズ氏は、大気中のバイオシグネチャー探索に意欲。「ハビタブルゾーンの惑星に適切な大気があれば、バイオシグネチャーや液体水、その他の生命兆候の研究を正当化できる」と述べた。わずか25光年という距離は、次世代望遠鏡で大気を分析し生命活動の潜在的な痕跡を探すのに十分近い。