Environment

記録的な米国の熱波、気候変動なければ「事実上不可能」と科学者

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熱波の原因を化石燃料に直接結びつける分析

ワールド・ウェザー・アトリビューションは7月9日、米北東部とカナダ東部で進行中の熱波は、化石燃料燃焼による気候変動がなければ「事実上不可能」だったとする迅速分析を発表。科学者らは気温、湿度、風、日射を組み合わせた湿球黒球温度データを分析、5日間の熱ストレスピークは現在の気候では年0.5%の確率だが、産業革命前は実質ゼロだったと結論。

6月中に1500以上の気温記録が更新

NOAAのデータによると、2026年6月だけで全米の気象観測所で日最高気温記録が1500回以上更新・タイ記録に。フィラデルフィアは104°F(40℃)に達し、独立記念日のパレードと独立記念館外のジョージ・ワシントンのテント復元計画が中止。ワシントンD.C.は歴代最高の103°F(39.4℃)を記録し、パレード中止。ニューヨーク市は1200カ所の冷却センターを開設、熱中症による救急外来受診が通常比250%増加。

欧州の熱波も観測史上最悪と認定

同時に西ヨーロッパを襲う熱波は、インペリアル・カレッジ・ロンドンの研究者により、同地域で観測史上最も深刻で広範囲なものと宣言された。英国ではサマセット州で6月の最高気温36.7℃を記録。ヨーロッパ850大都市のほぼ半数が過去最悪の熱ストレスに直面。英国気象庁はイングランドとウェールズ全域に赤色の熱健康警報を発令。科学者らは、2003年の同様の熱波は当時の地球温暖化の程度が低かったため2℃低かったと指摘。

Source: Daily8News