脳に働きかけるパッチ
ウェアラブル超音波パッチが新しい研究でレム睡眠を増加させ、睡眠の質を改善する薬を使わない方法を提供することが示された。このデバイスは額に装着し、低強度の超音波パルスを脳に送る。研究者らは、このパルスが不快感を与えることなく睡眠関連の回路を活性化するようだと述べている。
研究では、参加者は一晩中パッチを装着して眠った。対照群と比較して、彼らは夢を見たり記憶を定着させたりする段階であるレム睡眠に、測定可能なほど多くの時間を費やした。参加者はまた、より休息が取れたと感じて目覚めたと報告した。
仕組み
超音波は、主に画像診断のために、数十年にわたって医学で使用されてきた。近年、研究者らは脳組織を刺激する集束超音波と呼ばれる技術を探求している。新しいパッチは、一晩中継続して使用するために設計された最初のバージョンである。
このデバイスは小型で軽量、薄型バッテリーで駆動する。手術や埋め込み部品は必要ない。研究参加者は一晩中快適に装着し、副作用は報告されなかった。
今後の展開
この研究は小規模であり、結果はより大規模な試験で確認する必要がある。睡眠障害は世界中で数億人に影響を与えており、現在の治療法は行動療法から副作用のある処方薬まで多岐にわたる。
パッチがより大規模な研究で有効であることが証明されれば、睡眠薬に耐えられない人々に代わりの選択肢を提供できる可能性がある。研究チームは、次に不眠症やその他の睡眠状態の患者でこのデバイスを試験する計画だと述べた。