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幹細胞移植、自己免疫疾患を15年間寛解に 研究報告

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一回の治療で15年の寛解

視神経脊髄炎スペクトラム障害(NMOSD)――免疫系が脊髄や視神経を攻撃するまれな自己免疫疾患――の男女2人が、単回の幹細胞移植後15年以上にわたり寛解状態にあると研究者らが『Nature』に報告。この疾患は失明や麻痺を引き起こし、致命的となる可能性がある。

ドナー幹細胞で免疫系をリセット

同種造血幹細胞移植では、他人の血液から採取したドナー幹細胞を使用。移植前に患者は化学療法薬フルダラビンとトレオスルファン、および有害抗体を産生するB細胞を除去するモノクローナル抗体を投与された。患者自身の幹細胞を使う自家移植とは異なり、このドナー細胞アプローチは完全に新しい免疫系を提供し、根本的な自己免疫メカニズムを排除する。

自己免疫治療への示唆

共同執筆者でIRCCSサンラッファエーレ病院の神経内科医マッシモ・フィリッピ氏は、この治療法がNMOSDに初めて適用されたと述べた。同種移植には移植片対宿主病などのリスクがあるものの、15年にわたる寛解の持続は、重症自己免疫疾患の治療パラダイムを変え、生涯にわたる疾患管理ではなく治癒の可能性を示唆している。

Source: Daily8News