科学

スターシップが初めて軌道に到達し、スターリンク衛星26基を展開

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初の軌道投入

SpaceXのスターシップは14回目の試験飛行を行い、初めて軌道投入燃焼を実施した。上段はスターリンクV3衛星26基を搭載し、宇宙空間で放出した。飛行には第3世代V3機体のブースター21とシップ41が使用された。ミッションは高度約275kmで約6周回することを目指し、その後、単一のラプターエンジンによる脱軌道燃焼と、チリ西方の太平洋への制御された再突入および着水を行うものだった。

これまでのすべての飛行は、エンジンが故障しても機体が再突入するよう、意図的に軌道速度未満で飛行していた。SpaceXは以前から能力を有していたが、軌道到達を目標にしたのは今回が初めてだ。同社は、ミッション終了時の脱軌道燃焼に重要なハードウェアに十分な冗長性があることを確認した後にのみ、軌道燃焼を実施すると述べた。

ブースターのエンジン問題

スーパーヘビーブースターはメキシコ湾に投棄された。13回目の飛行では、中央の3基のエンジンに氷詰まりの兆候が見られ、ブーストバック燃焼が早期に終了し、計画された13基のうち8基のみが再点火して激しく着水した。SpaceXはエンジンへのフィルタリングを改善するハードウェアと、再点火の信頼性を高めるソフトウェア変更を追加した。14回目の飛行に関する報道によると、ミッションは再びエンジン問題に直面して短縮されたが、打ち上げと衛星展開は予定通り進んだ。

今後の展開

スターシップは、スーパーヘビーブースターとスターシップ宇宙船からなるSpaceXの完全再使用可能な打ち上げシステムだ。軌道到達は、短い弾道飛行ではなく、有用な高度に実際のペイロードを運ぶことを可能にする段階だ。各飛行は、最終的に両段を着陸・再使用するためのデータを提供し、それが宇宙到達コストを削減する目標につながる。今回の飛行は、史上最大のIPOとなった6月のSpaceX上場以来2回目だった。

出典: Reuters / BBC / The Register