イラン、4月の停戦合意後初めてイスラエルにミサイル攻撃
イランは日曜日、4月初めに成立した脆弱な停戦合意以来初めてとなるミサイルの一斉射撃をイスラエルに対して行った。イスラエル軍は飛来したミサイルを迎撃したと発表し、空襲警報によって数百万人のイスラエル人が避難した。イラン革命防衛隊は攻撃を認め、同日中にイスラエルがベイルート南部を攻撃したことへの報復だと主張した。
イスラエル軍報道官のエフィ・デフリン准将は「イランは重大な過ちを犯した」と述べた。軍参謀総長のエアル・ザミール中将は、イスラエル軍は「命令が出され次第、断固として敵を攻撃する」と警告した。イランは反撃の可能性に備え、西部の空域を閉鎖した。
トランプ氏が介入、イスラエルの即時報復を阻止
ドナルド・トランプ大統領はイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相に電話し、「当面は」即時報復を見送るよう説得したと、米政府高官が述べた。トランプ氏はFOXニュースに対し、イランが攻撃をやめて交渉に戻ることを望むと語った。しかし、フィナンシャル・タイムズ紙には「私がすべての決定を下す。彼(ネタニヤフ氏)が決めるのではない」とも述べた。ホワイトハウスは全面戦争を望まないことを明確にしている。
イランのアラグチ外相はミサイル発射後、フランス、カタール、サウジアラビア、英国、エジプト、トルコ、パキスタンの各国首脳と電話会談を行った。イラクは72時間の空域閉鎖を発表し、シリアも12時間の閉鎖を発表した。テヘラン主要空港からの全便が運航停止となった。
緊張拡大、ヒズボラがイスラエル北部に攻撃
ヒズボラも日曜日にイスラエル北部に攻撃を仕掛け、米国主導の協議で仲介されたレバノン・イスラエル停戦合意を拒否したと主張した。イスラエルはベイルート南部の住宅ビルを攻撃し、2人が死亡、20人が負傷した。米国はレバノン攻撃を控えるよう求めていた。